地中

最近頑張ろうとして自分の性質に負けそうになっている事々

 

学ぶこと

継続すること

コツコツと積み重ねること

 

これらについて書こうと思ったけど

ふと思い浮かんだことがあったので、筆に任せて(実際は両の親指だけど)書こうと思う.

 

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人が去る

 

いつのまにか僕の前から次々と人が居なくなる

 

まるで地面に吸い込まれていくみたいに

 

いつもそうだった

 

深い人間関係を築くことが苦手で

 

クラス替えがあれば、

つるんでいた仲間とも疎遠になった

 

今はひとり下宿をしているけれど

会う友達も特にいないから

地元に帰っても基本的には家から出ない

 

中学校、高校とそれぞれ丸々3年間を共有していたはずのサッカー部のメンバーに至っても

連絡先もろくに知らない

 

ましてや高校大学と同じ学び舎に過ごしている何人かの人々とも

果たしてすれ違ったところで挨拶をするのかどうか

 

 

 

いつもその時には仲良くなれている気がする

気のおけない関係性だと思い込んでいる

 

しかし一度学校や部活など

強制力のある箱がなくなった時

改めて会うような友人は1人とて居なかった.

 

 

ときおり昔の夢を見たりして

半分、寂しくなることもある

 

半分は、そういうもなのだと思っている.

 

人は常に失い始めているものだから。

 

 

 

大学に入り再び何かに所属して

そして再び卒業を迎えつつある.

 

 

この3年間で、人との付き合い方はかなり変わってきたと思う。

 

休日誰かと出かけるなんて今まで考えもしなかったけど

たまーにそういうこともある

 

家に居てもたまーにどうでも良い連絡が来たりする.

 

 

それでも大きな組織としての共通文脈を失ってしまった今

少しずつ、また人は去っていくのだろう.

 

 

 

特に苦しいとか辛いとかそんなことは感じない

ただ少し寂しい思いがすることもあるというだけ

 

 

でも本当は自分でもよくわかっている

人が去っていくのは

僕が引き留めようとしないから

 

寂しい気持ちになることはわかっているのに

僕の方から去っていく方向へと足を向けてしまうから

 

 

誰もが自分の人生を生きていて

歩く方向を決めるのはその人自身だ

 

 

僕はその道に踏み入ることができない

 

 

 

つらつらと書いてきたものだけど

別に自分が変えたいわけではないと思う

 

ただ確かめたかっただけ

 

 

昔から深い人間関係を築くことが苦手だった

いつの間にか人々は僕の周りからいなくなっている

 

たまに少し寂しい気持ちにもなるけれど

それはその人たちが去っているのではなくて

僕が足を背けているだけなのかもしれない

 

 

それを言葉にしたかったというだけ。

 

 

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