3月の人権宣言

3月になった。

 

2020年3月最初の夜はとても眠い。

 

日曜日だけど

どこの博物館も美術館も劇場も

コロナウイルスの為に閉まっていたから

今日も特に大した日々と変わらない1日を過ごしていた.

 

 

朝は人と話して

重い腰を上げて昼ごはんを食べて

それからカフェでWebサイト制作の勉強をした

 

 

新しいことを学ぶのは楽しい

難しいのはこれからだ

コツコツと積み重ねるところ.

 

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昨日2月を振り返って気がついたことがある

そういえば21歳になったのだということ

 

 

あれから年齢を書く機会に恵まれなかったから意識しては居なかったけど

そういえば21歳になったんだった

 

それが2月がちょっとだけ特別な響きを持っている理由だった.

 

 

 

だけど自分が21歳になっているなんてまるで信じられない

 

20歳だと言われてもやはり信じられないだろうが

 

 

時折、自分は自分が子供だと信じたいのだろうという思いがする

 

 

自分が大人だと思ったことはない

小さな子供だとも思わないけど

どちらかというと子供だと思っている

そう思いたいと思っている節がある

 

 

誰かの庇護を求めている

与えることよりも与えられることを待っている

 

声をかけるより声をかけてもらうことを望んでいる

選ぶより選んでもらうことを望んでいる

 

愛することをせず愛されることを望む

何時ぞや出会ったそんな言葉が脳裏に浮かぶ

 

 

 

まだ学生なのだ

そんな思いがあると思う

 

だから自分はまだ子供なのだ

だから自分は与えられて然るべきなのだ

そんな甘さがあると思う

 

 

 

大人になるとは

"与えられる人間になる"ということなのではないか

 

 

いつまでも自分のことを第一に考えている

自分に対しても甘さがある

 

あたりに誰も居なければ

自律心を保っていることもできない

 

 

 

僕の中にあるこの子供でありたいという欲求

これを克服しない限り

 

価値を生み出す人間になるだとか

コツコツと積み重ねられる人になるだとか

そうした僕の想いは真に目標になることがないだろう

 

 

 

昔から深い人間関係を築くことが苦手だった

しかしそのままでは

いつまでも与えられることばかりを望んでいるだけの自分なのだろう

 

 

人生に救いはない

 

自分の手でもぎ取るしかない

 

 

人との関わり方を広げて

少しでも相手に何か与えられるように

そんな気持ちになれるように

 

 

 

全ての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。

 

 

相対した他人に対して

自分を子供と閉じ込めないこと

 

そこが始まり.

 

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