躊躇

10月も終わりに近づいて

ようやく寒くなってきた

 

無条件に歓迎できるようなことではないけれど

とにかく季節が巡っていることがわかる.

 

この10月は

今までとは若干違うことに時間を使うようになってきた

 

自分の現在地を知りたくなって

色々な人やサービスに話を聞いてみたりして

なんとなくそれはわかってきたように思う

 

対して自分の今いる環境を見つめ直した時に

何かしらの変化を起こさなければならない

そんな気持ちにもなった

 

だからこそ

色々とキャリアについて考えたり

情報を収集したり

申し込みをしたりして

 

いつのまにか

その活動に大きな時間を割いていることになった.

 

 

同時に今月

数年ぶりにハリーポッターを読み直していて

 

23歳となった自分に

この物語はこんなにも突き刺さるのかと

大変な発見があった.

 

 

人に愛され

勇気を持って

スペクタクルな経験を乗り越えるファンタジーの登場人物たち

 

彼らをみていると

自分の人生があまりに無意味なものであり

自分がしがみついているものに

そんな価値はないと思わされる.

 

仕事の内容や

自分のいる環境

 

そんなものは外面的なものでしかない

 

生きる上で大切なのは

心や感情を発散し共有することであると.

 

 

自分が心を込めて取り組める何か

自分が在らん限りの感情をぶつけられる何か

 

人と人との繋がりの中で

そうしたものを手に入れていかないと

 

 

そのためには

外面的な柵を捨てて

自分の心に正直に

 

自分の心の向くままに生活していくこと

 

つまるところ

心が傾いたものに躊躇しないこと

 

 

どこに住むのか何をするのか

そんなものは些細なことでしかない

 

そしてら些細なことだからこそ

とにもかくにも

さっさと行動してしまうに限る.