昨日からずっと
1冊のノートを探していた
日記用のノートとして
この数年
ずっと使い続けているノートだ.
遥々遠くまで歩いてみたけれど
当てが外れ
昨日は見つけることができなかった
そして今日
探し物は案外近くにあるもので
無事1冊を手に入れることができた.
自分はあまり身の回りのものに対して
頓着しない質だと思っているけれど
それてもいくつかのものに関しては
それなりにこだわりが存在している.
この日記用ノートもそのひとつで
同じメーカーの同じカラーのノートを
一貫して使い続けている
そして何処にでも売っている類の製品ではないからこそ
毎回必要に迫られたとき
困ってしまうことも多い.
だけど
これだけ長く使っているからこそ
十分な愛着も湧くもので
何としてでも手に入れようとする.
このノートを使い始めたとき
大した熟慮があったわけではない
本当にただなんとなくこれを選んだ.
きっとノートの種類を変えたとしたら
それはそれでいいではないかと
大して気にすることもないのだろうけれど
今まで使ってきたものを変えるという選択は
どこか気持ちの悪いものがある.
ずっとこれを使ってきたから
次もこれを使いたい
そんな愛着とこだわり.
小さなどうってことのないこだわり
例えそれが
未来に何をもたらすではないにしても
そこには小さな歴史があるから
いつまで続けられるのか
こだわり続けようと思う.
