目盛り

ひたすら没頭し努めた

12月これまでの日々のおかげで

 

どうにかゆったりとした年末を

迎えられそうな予感がする

 

毎年の如く

帰省するために乗り込んだ車内

 

せっかくなので

最近つらつらと考えている

これからの身の置き方について

 

断片的にでも書き留めておこう.

 

 

年の変わり目に近づく頃

いつもであれば

来年はどのような年にしようかと

1年の見通しを立てようとしているところだ.

 

しかし今年は不思議なほどに

見渡そうとする時間の軸に

区切りを見つけられないでいる

 

学生生活を送っている間は

1年という時間が

僕らを測る目盛りだったから

いつも1年が区切りになった

 

けれど

次の1年を見据えた時

1年先に区切りはない.

 

 

だから

つらつらと物思いをするときに

来年をどのように生きていこうかと考えていたはずが

 

いつのまにか

卒業後の人生を

どのように生きていくのかという問題に

すり替わっていることに気がつく.

 

 

1年を図りに物事を考えることが

自然であった日々の終わり

 

今見通せる限りの未来の時間を

どのような指針を持って生きていこうか.

 

 

この1週間は

そんなことに思いを巡らせながら

 

力を抜いて過ごせたらと思う.

 

 

 

最後に

近頃頭の中に思いつき

少なからず高揚させてくれたいくつかの抱負の種子たちを

ここに書き記しておこう.

 

 

・自活力をつけること

・芸術的に生きること

・ひと月ごとに形あるものを身につけること

 

きっと何をするにしても

どんな姿を追いかけるにしても

基盤になるのは

この1年で学ばされたこと

 

自分が行うことのできる 

小さな小さな行為ひとつを

如何に愚直に信じ抜き

反復し

高められるか.

 

きっとこれからの指針になる.

 

 

f:id:haruki-morikawa:20201228125150j:image