苦手会話

目が開かないほど眠い

 

書き留めるだけはなんとか...

 

 

自分を振り返ってみて

何度も後悔していること

 

 

発せなかった言葉たち

 

 

 

偶に誰かに会う

 

瞬間を分かち合い

 

ひとりでは得られない幸福や満足感を得られる.

 

 

 

自分などに関わってくれている人々に対して

 

感謝の念を抱く.

 

 

だけど

話している時に

 

伝えたい感謝の言葉は

なかなか出てきてくれない

 

 

いつも体験を振り返って

こんなことを伝えられたらよかったのにと

後悔を滲ませる.

 

 

テキストで後から何かを送ることはあるけれど

 

言うべきであったことを言うことに比べると

 

その瞬間を失っているが故に

 

どうしたって伝わりきらない.

 

 

 

書くことで浮かんでくる思い

書くことで言葉になってくる気持ち

 

 

書くことでなら

 

僕は自分の気持ちを

 

自分で理解できるほどには

 

描写することができる

 

 

そして

 

それは伝えられる言葉になる.

 

 

 

しかしどうしても

会話の最中にそうした言葉を練り上げることができなくて

いつも後悔の念に襲われる.

 

 

発話する癖がないのか

 

会話に余裕を持てないのか

 

或いは

 

頭と喉とが繋がっていないのか.

 

 

 

話している時

必ずそこには特有の

空気感が生まれている.

 

 

その空気感に押しつぶされそうになって

 

言葉がまるで浮かんでこなくなる.

 

 

自分の言語を扱えていないような感覚にもなる.

 

 

 

言葉が頭を漂っては

 

捕まえられることなく

 

ただふわふわと

 

もう遅いという瞬間に

 

意地悪くも着地することを画策している.

 

 

 

こうして書くことで

そのストレスを少しずつでも解消しながら

 

会話の最中に伝えられる人間になりたいものだ

 

そんな切なる願いを

 

今日も書き留めておくだけ.

 

 

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