自粛生活が続いている
スーパーかコンビニで必要物を手に入れる以外外に出ることもなく
ぐるぐるぐるぐると同じ日常を繰り返している
暫くスマホを修理に出していて
心身共に文字通りに
とくとくと内に籠もってしまっていた
書くこともなく
ふとすると思い出すのは過去のことばかり
全く思い出に浸ることだけが
心を外に向ける唯一の行動であって
その実深く深く内に沈み込んでいるだけだということは
火を見るよりも明らかである.
風呂に入りひと息ついて
無防備な頭に入り込んでくる過去の情景
去年の今頃は...
なんて考えだすとそのことばかり考えている
懐古と憧憬
前に進んでいない.
今この自分が過去にばかり想いを馳せているとして
するとこれからの人生
ずっとずっと過去見ていることになる
連続的に過去を見続けることは果たして可能なのであろうか
21年と少し過去を積み重ねてきた
これから幸運にも60年は生きると仮定した時に
残り60年同じ過去を見続けるというのは
全くもって不可能なことであるだろうということは
おそらく人間の本性とでもいうものの働きで
なんとなく理解しているような気がする.
つまりはともかくも
過去を振り返り続けることはできず
過去を振り返りながらも我々は過去を積み重ねているということであり
それはつまり我々が流れゆく今を生きていることの証に他ならない
言い換えればいつ何時であろうと
我々は更新される今を生きているということである
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久しぶりに画面に向き合い
言葉の浮かぶ儘に書き連ねた
まるでラスボスの潜むダンジョンみたいに秩序なく入り組んだ妄言が積み重ねられた.
つまるところ僕は
今を生きていることを実感したんだろうな
