学びて人に仕ふ

悔しいと感じた

 

涙が滲むくらいの不甲斐なさと情けなさ.

 

自分がこれまで適当に流してきたことが

全てただの穴を作っていただけだったのだと

痛切に実感された.

 

 

無知は罪だ

 

大切なところで何も知らない事ほど惨めなことはない。

 

 

 

 

仕事の関係で人と面会し、

自分の事業について説明していた時のこと

 

 

よくわからないというセリフを繰り返された.

 

 

これまで誰にでもそのように説明してきたことであって

なぜわからないのかわからなかった

 

 

ただただ、何度も言い方を変えて説明しても

最後まで分かってもらえなかった.

 

 

なぜわかってもらえないのか

どうしたらわかってもらえるのか

それがわからなくて只管情けなく思った

 

 

その人がわからなかったのは

僕が看過してきた事々

 

これまで明確でなくても問題なかった事柄

 

今になれば

自分とその人とでは

「理解する」に込められている意味合いが全く噛み合わなかったのだとわかる

 

その人の視点から見れば

自分が言う「これをしたい」という言葉に

一切の信頼が伴っていないことを突き付けられた.

 

 

曖昧なまま進んできた

明確になるまでとにかく進み続けるしかないと思っていた

然しそういうことではない

 

 

自分が置かれている状況と

自分が担っているものとを話せるようにすること

 

それをすることで何を窺っているのかを丁寧に伝えられるようにすること

 

 

必要なのは自分が自分の状況をコントロールすること

 

 

 

気を遣われるのもまた惨めだった

 

ただ自分が不甲斐無いせいで

自分の世話をしてくれる人たちのことを悪く言われたり疑われたりすることがたまらなく嫌だ

 

それが何より辛かった.

 

 

 

無知は罪だ

 

きっと100時間事前に考えたところで変わらなかった結果だろうと思う

 

知ることは力だ

 

ただ自分が知らないから考えられないこと

知らないから予期できないことが如何に多いか

 

 

 

もっと色々な世界を見て

様々な立場の人から話を聞いて

どのように世界を見ているのかを知ること

 

又、考えなければならないことを知ること

 

 

自分には学ぶ姿勢が足りていない

身の回りの何でも吸収しようと思わなければ

いつまで経っても前に進めない

 

目の前のひとつひとつからそこでしか獲得し得ない学びを得ること.

 

 

全て他者は師である

 

 

だが学ぼうというだけではダメだ

学びは使うことを予期してこそ学びになるのであり

学びは使うことを以てのみ価値を得る

 

大いに学び大いに人の役に立つこと

 

学而事人という言葉があるらしいが

どういう意味なのかいつの間にか忘れてしまいそうなので、

 

 

学びて人に仕ふ

 

 

この言葉を頭の中の1番目につくところに置いておこうと思う.

 

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