なんとなく、ひとつ区切りということで。
いろんなものが急速に入れ替わっていく。
以前には循環と表現をした。
ひとつのものが終わり、また次がやってきて
空白を埋めていく
幸運だと思うのは、移り変わる先があること。
終わりの後で悩む必要なく、自分が取り組む先があること。
足を止めたら死んでしまう
それが自分だとわかっている。
だからこそ、終わりの感傷に浸る間もなく
忙しなく、自らの非力に情けなさを感じる環境があることが
とてもありがたいことだと思う。
ひとつの環境で、ある程度認められるようになって、力をつけて
そして今の環境に移ればこそ
それでいて今の自分と3年前の自分とでは、
いったい何が違うというのだろうか。
たまにわからなくなる。
目の前のことに一心不乱になって、提示された理想に対してもがいて走っている。
まだ自分のものになった感覚がなくて、発揮できる創造性は限られている。
お荷物に戻り、またよくわからないまま走っている。
変わったなと思うところは、
とにかく走らなきゃ終わりだと認識していること。
今より上があることを理解していること。
これに尽きるのではなかろうか。
自分の能力やステータス、持ち物
そんなものはよくわからない。
持っていても使える場所は限られている。
この3年間で、自分を知ることができた。
それはひとつ大きな成長だと実感する。
どうすれば、自分はうまくやれるのか
過去の自分の天井はどこなのか
それが理解できている。
だからこそ、今より更に上があるってわかるし、
辿り着くためには少なくとも何をしなければならないかがわかっている。
その自己認識が、僕を支えてくれている。
