鼠脱却、その像を結ぶ

何をやるにしても

どれだけ恵まれた環境にいたところで

自分が掴もうともがくことなければ、

何ひとつ手元には残らない。

 

 

失うばかり.

 

失うことは常に発生しているが、

得ることはそれをしようと踏み出さない限り起こらない。

 

 

ひたすらに

退屈という奴と戦っている.

 

流れた血に見合わない

無益な戦いだと思う.

 

 

生み出すことを止めてしまえば

自分の存在価値を失う。

 

 

 

 

省みた時に、自分の弱さを思う.

壁に直面した時に、壁とも思わず乗り越えていこうとするような、

そんな強さに憧れる。

 

 

 

まるで鼠

 

もちろん鼠のことなんて全く知らない.

ミッキーマウスのモチーフであることとか、

実験の被験体として用いられることくらい。

 

 

今、とても貴重な環境に身を置いていることと思う。

 

実践のために学ぶ環境であり、

挑戦のために成長する空間である。

 

 

しかし、これまでの自分は、果たしてそれを最大活用してこれたのだろうか。

 

 

例えどのような環境に身を置いていてたところで、

自分自身が意欲を持ち挑まなければ、何一つ得られない。

そんなことはわかり切っている。

 

 

 

自分はまた、同じ過ちを繰り返す。

これまで通りではいけない。

 

 

 

鼠を脱却すること。

 

壁から隠れ、弱さを覆い、群れにのみ行動する

 

それは辞める

 

 

 

それが常に、自分の弱さであった。

 

なんとなく、やった風にして、物事をこなし、

真に超えなければならない挑戦に向かわない

自分の弱さに目を背ける

 

逃げる

 

 

今この瞬間から、すべてを変えることなどできないだろう.

どうせ自分はまた逃げる.

 

 

それでも、鼠から脱却するために。

 

 

像を結ぶこと.

 

自分がありたい姿を像に結ぶこと.

出来る限り明確に、はっきりと、

 

絵に描けるくらいに

もしくは、

演じることができるくらいに

 

像を結ぶこと

 

 

 

像を結ぶために動きを止めず

像を叶えるために向かい続ける

 

 

そんな時間を送ろう