少し先の未来の話を考える。
現在東京にいる。
ひとり、スーツケースを引きながら、新宿の交差点を渡っているとき、
不安が胸に押し寄せてきた。
ひとり、自分はどう生きるのだろう。
感じたのは孤独。
ここ何日か、なんだかんだ誰かと一緒にいて、
まだまだ未知の大都会でも不思議と安心して過ごすことができた。
しかし今、誰も隣にいなくなって、
ひとりで歩を進めるとなったときに、
僕はここで、何にも属していないことを知った。
拠り所が何もない。
未来。
僕はこれからどのように生きていくのだろう。
手探りで、不確か.
とても不安になった。
どのように生きているか、という問いであり、
誰と生きるのか、という問いであるとも思う。
人はひとりでは生きられない。
弱い僕は拠り所を求める。
今、何にも拠り所のない未来を目の前にして、
湧き上がった思い.
これが世の就活生が目の色を変えて励む理由なのだろうか。
未来を生きることへの恐怖を感じて、
僕はどう今を生きるのか。
僕だからこそ、増やせる喜びを創り出す。
ありたい姿.
でも僕は弱いから、
どのように、だったり
何を、だったり
誰と、だったりを求めているのだ。
受け入れるべき弱さと向き合って、
そして前に進むしかない。
”省エネさんせい!”と掲げる白熊が恨めしいよ。