After APC

こんばんは、森川です。

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

今日まで5日間、僕は所属団体の国際会議に参加しておりました。

Asia Pacific Conference、略してAPCと言います。

 

感じてきたことをまとめようと思います。

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この会期には、アジア・パシフィックを中心に、世界約30ヶ国、300人ほどの参加者がいました。

 

歩いているだけでグローバルで、多様性があって、それでもAIESECという団体で繋がっているからこそ、共通文脈がある。初めましてだとしても、話すことがたくさんあって、共有できるものがたくさんある。

 

そんなグローバル団体の良さというものを存分に感じた。

 

多様性が認められる空間で、失敗も、挑戦も、何もかも受け入れてくれるようなこんな環境は、どうしたって得難い環境だなと思い、なくなってしまうことへの喪失感も感じてしまう。

 

それでも、これからに活かしていかないと。

 

この会期で印象的だったのは、世界の舞台で活躍しているリーダーたちに出会えたこと。

日本でも、たくさんのすごいリーダーと出会ってきたという気がしているけど、ここで出会った人たちはまた違った雰囲気や、迫力といったものを持ち合わせていて、だからこそインスパイアされた。

 

声高に理想を語り、文字通り理想を叫び、臆することなど何もなく、理想に狂信している。だからこそ、目標の達成のために必死になり、そのプロセスと生み出された結果が自信になっているような、そんな力強さや頼もしさを感じていた。

 

また、大勢の目の前に立つリーダーとしてだけではなく、それぞれ個人としての魅力も一緒に持ち合わせているからこそ、かっこいいのかなとも思う。

 

純粋に、こんなリーダーになりたいと思った。

自分がこんなリーダーだったら、もっと成果を追求できるはずだとも思った。

 

自分まだまだだ。

 

でも、憧れられる姿に出会えたから、またひとつ、憧れの引き出しが増えた。

この思いは大切にしたい。

 

 

また同時に、この会期は自分をとても悩ませる機会でもあった。

”自分は何を信じて突き進んでいくのか”という問い。

 

これまで、僕は自分の担当事業に対して、信じているものが何もなかったなと思った。

 

おそらく、何もないわけはないのだけれど、それでも常に持ち続けて、自分をencourageしてくれるようなものは持っていない。

 

大きな気づきとしては、自分はこれまでたくさんのいいところをいうことはできたけど、じゃあ何を信じているのかと言われると、確かな答えがない。

 

自分が信じるものを追求したくて、メンバーに対して理想を示したくて、これまでずっと、可能性や、あるべき姿、達成できる姿を思い描いてきた。

 

その段階にあって、ある程度物事を文言化できたような気がしていたけど、これまでの自分は外面的な魅力を羅列してきていただけで、信じて邁進するような力強い思いは持ちきれていなかったんだなと思う。

 

その迷いがあるから、小さな決断も下せてこなかったし、一つ一つの決断がその場しのぎのもので終わってしまっている。

 

一貫性がない。

 

絶対にぶれない軸は、やっぱりないときつい。

 

だからこそ、何を信じて活動するのか見つけないと。

 

 

これまで、およそ3ヶ月もの間、この問いに対して答えを出して来れなかったわけだけど、信じるということが目標になった今では、あとは決めるだけだという気がする。

 

これまで、色々な経験を積んで行く中で、自分を震わせるような印象的な経験ができて、それによってこそ自分が進んでいく道が見出せるのだと思っていた。

 

それを待っていた自分は確かにいると思う。

 

でも、信じるというのは能動的な行為だから、あと自分がやらなければならないのは、何を信じるのかの候補を捉え、どれを信じるのかを決め切ることだけ。

 

決める勇気を持つことだけ。

 

そして決断に責任を持つこと。

 

 

さあ、いまだに決め切る勇気は持ちきれてないぞ。

ずっと自分のトピックだったのに。

 

あとは大胆に、勇気を持つだけ。

 

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