東京放浪終

こんばんは、森川です。

 

東京を1人放浪する日々も今日で終わり。

 

最後の宿はネカフェです。

 

正直ネカフェは抵抗あったけど、入ってみるとある程度生活で、プライベートも確保できて、悪くないなって感じです。

狭いのは仕方がない。

 

色々な違和感を感じながら過ごした3日間でした。

 

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今日は皇居の御苑に行ってきました。

 

昨日滞在した知るカフェ早稲田店の店員さんがおススメだと教えてくれたので、せっかくなら行ってこようと。

 

とても良かった。

東京に来て一番リラックスできた。

正直建物とか資料館は特に惹かれなかったけど、(自分はこういう人に関する展示や、歴史に関する資料館には全く興味がないんだなって改めて知った)大きな広場があって、青空の下芝生に寝転がって本を読んでいた。

 

それがとても気持ちが良かった。

 

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東京に来て何度も味合わされたのは、方向音痴の不都合さ。

 

方向音痴は来た道を記憶しようとしてないだけだって話を聞いたことがあるけど、そういうことじゃなくて、初めていく場所で、マップを開いて、こっちだなって見当つけて歩く方向は大概間違えてる。

 

昨晩の止まった神田から東京駅に行くはずが、秋葉原を通り上野に到着するまで間違えてることに気がつかなかったり、東京駅や新宿や池袋などなど、目的の出口と必ずと言っていいほど反対に出てしまう。

 

何なんやろう。

 

試しにこっちやって思ったのと反対の方に行ってみるという試みをしてみると、若干緩和された気がする笑

 

東京は広い。

 

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ひとりで、こんなに長い期間、あてもなく過ごしたのは初めてだったので、感じるところも多かった。

 

宿の見当もつけることなく、ふらふらと旅をしていたわけだけど、案外何とかなるもんやなー。

 

初日にサッカーを観ること以外100%ノープランで来たからこそ、特にこれをしなきゃって縛られることなく過ごせた気がする。

 

深夜のバーガーキングから陽の当たらない時間の人々の姿を見、

早稲田大学の辺りで、学生のどこでも変わらない姿や、

2年前、受験のために早稲田大学を訪れた自分の記憶をフラッシュバックさせ、

スパで夜を過ごすことの快適さに驚き、

昼間のカフェや、皇居御苑でくつろぐ東京の人々に耳をすませ、

そしてネカフェで夜を過ごす人々の多さや多様さと、予想外の環境にホッとした。

 

ずっと違和感。

 

ネパールにいた時とはまた違った、地理による疎外感を感じながら、外の人間として過ごした3日間。

 

 

書いてみたらたった3日だったのかって思ったけど、結構長かった。

 

 

思ったのは、結局一人旅だからこそ暇なんじゃないかと。

一人旅をして暇になってしまう自分のめんどくさがりな気風とか、レジャースポットに飛び込んで行けない臆病さが要因なのかもしれないが。

 

 

きっと大阪にいたらまた違った日々と、違った成長があっただろう。

 

でも、この3日間は、自分のこの大学2年生から3年生の間の春休みという期間の中に必要なプロセスだったのではないかと思う。(今思えば)

 

 

異なる環境で、確たる目的もなく、ただ徒然とその日その日を生きていることでこそ、見えるものはあるだろうと感じている。

 

もう少し内省的になれたらもっと良かっただろうな。

 

またこんな機会をちょくちょく作っていきたい。

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