知ろうとすること

久しぶりに少し長めのひとり旅

今日から山陰地方を回っている

 

春休み最初のマイルストーンと位置付けていた検定試験も終わり、これで気負うものもない気楽な旅路

 

これまで来たことのなかった地域を巡りつつ、電車移動の時間も長いから、以前読んだ本を再びゆっくりと読み返す時間も持てそうだ

 

ここ数年は、あまりに部屋に篭りきりの日々を過ごしてきたから、この2ヶ月間だけは色んなところを歩き回って、時間の進み方を知り、この地球上にどのような人々がいるのかを確認したい。

 

ふとこの小旅行を計画してみて、大阪と四国が実はバスで2〜3時間ほどで行けてしまうほど近くにあることを知った

 

8年近く大阪に住んでいるはずなのに、そんなことに気がつきもせず四国と縁遠い生活を送っていたことを思うと、すごく勿体無いことをしたような気分になる

 

なぜもっと知ろうと思わなかったのだろう、と思うことは対象を人に限らずたくさんあるのだ

 

何年も住んでいた場所でも、いざ離れる段にならなければ知ろうともしなかったことがたくさんある

 

日常に浸り移動をイベントにしてしまうと、今いる場所や今いる人たちの価値に気がつくことができない

 

知ろうとすること、移動すること、そして興味を持つことを、少し大切にしてみたい

 

だが例えそれが遅くなってしまっても、知ろうと思えた瞬間があるならば、ただ行動してみるべきなのだ。