空白に青蛙

何かを認めたいけど、

何を書くべきかわからない。

 

何も言葉が出てこない。

 

虚しくなる。

 

そういう気持ちになることがよくある。

 

 

 

空白を埋めているだけの言葉たち。

 

 

 

価値ある言葉を紡ぎたいと思う。

自分を表す言葉を。

自分を動かす言葉を。

 

 

 

 

日々、一生懸命生きていると思う。

 

たくさんのことをやろうとして、

やるべきことの多さに挫けそうになって、

心ない言葉に勝手にしょげている。

 

 

使いたいように時間を使えている感覚なんて一切ないし、

一瞬一瞬において、

自分は全力を出しているのだと、胸を張って言える時なんて

きっとほんのわずかしかない。

 

 

それでも、総合的にみたら、

何かにしがみつこうと、一生懸命生きているんじゃないかな。

 

 

叶わない願いも、

訪れない救いも、

嫌というほど沢山あるけれど。

 

 

 

 

そうやって生きているうちに、

ふと、

自分が何ひとつ唄えないことに気がつく。

 

 

青蛙が、

もはや水の中で暮らしていけないのだと悟るように。

 

 

 

紡ぐために書くのではなくて、

表すために書くことに生きたい。

 

 

 

切な願い.