その日1日にぐったりとして
このように夜を迎えている
今日1日を振り返って
僕は満足していると言えるだろうか
諸手を挙げて眠りを迎えられるだろうか
もはや出来ることは問いかけることだけ.
僕は今日1日で何かを積み上げられだだろうか
何も見つからない
幾つかの駒は前に進めた
しかし何も持ち上げられてはいない
焦らず驕らずひとつひとつ
自分という存在は
積み上げた過去がなくては大きくなりはしない
今日も僕はただ
積み上げてこなかった虚無に怯えた
そして積み上げるとは何か
未だに理解できないでいる
焦らず驕らず
目の前にある選択を捉えて
丁寧に持ち上げること.
積み上げてこなかった過去は怖い
それを知る瞬間ほど恐ろしいものはない
何度も何度もそれと出会ってきた
変えるには
積み重ねるしかない
善と信じる道を耐えて進むしかない