夏休み最終日だ。
気がつかなかった。
もう夏休みが終わってる。
僕の20歳の夏休みは、いつのまにか終わってしまった。
一体何ができたろう。
何が生み出せたろう。
あまりに何も成し遂げていなくて、
ただただ賢いふりをしていただけで、
結局何か変えられただろうか。
いや、そうではない。
たしかに変化はあったし、
長い目で見て、発展するための戦略を描けているだろうとも思っている。
でも、まだできたやろ。
本当にたったそれだけを行うことに必死であったか。
死に物狂いで取り組んできたか。
戦ってきたか。
諦めず、走り抜いてきたか。
いや、そうではない。
今日身に沁みた。
自分がやってきたことの小ささと、無為。
本気で何か変えるために、
何か成し遂げるために、時間を使ったなんてお世辞にも言えなくて。
情けなくなった。
自分の小ささが痛感される。
ちっさいな、自分。
僕らが目指すところは、果たして何であったか。
僕らが目指していく未来は、果たしてどのようなものであったか。
そこに対して忠実であれるか。
うまくやることを考えている意味などない。
目的に忠実に、達成のための大きな変革を。
未達成の居心地の悪さにかまけて、
平易な目標設定に甘んじた。
ちっさい。
目的に忠実に、ゴールを設定する。
そこに向けてすべきことを全力でする。
目標を設定することに責任を持つ。
そして設定した目標に責任を持つ。
死に物狂いで成し遂げる。
限界なんぞ超えろ。
自分の限界で話をするな。
自分を外す。
組織を見る。
事業を見る。
社会を見る。
そして目指していくところをクリアに。
ロードマップをクリアに描く。
周りを巻き込む。
達成したい未来に向けて目標を決める。
目標に命をかける。
あと数ヶ月。
悔いだとか何だとか、そんなものはどうでも良い。
成し遂げるべきことを成し遂げること。
それをしなきゃ、こうして過ごしている意味なんぞ見出せない。
まだまだ弱い。
限界を言い訳にしている。
一晩経てば、この思いも薄れていて、
またいつものように、行動を起こせない。
人は今この瞬間にも、失い始めているものだから。
頑張れる時に頑張り切ること。
今、頑張りたいように頑張る。